幼稚園年長の12月にそろタッチを始めました。
そろタッチは「そろばん式暗算」を習得するためのアプリ。最終的にはそろばんやそろタッチを使わずに頭の中だけで「イメージ暗算」ができるようになる学習方法です。
そろばんは週2~3回のペースで教室に通う必要があり,他の習い事と両立させるのは難しいだろうと通塾をあきらめていた,そんなとき,

そろタッチなら1年程で2桁6口や3桁3口たしひきの計算ができるようになったよ

ゲーム感覚だから一人でサクサク取り組んでくれるよ
と耳より情報が入りました!
計算プリントを毎日こつこつ続けられるような根気強いタイプではないわが子,遊びの中で算数的な概念を取り入れたりすることにも「親に教え込まれるのは嫌!」と拒絶反応を示す頑固者なので,「嫌がらずに自分から取り組んでくれるなら,ちょうどいいかもしれない!」と思い初めてみました。

ゲーム感覚な部分はあるけれどフラッシュ暗算には集中力が必要,
毎日こつこつ忍耐力もいるよね。
山あり谷ありなときもありました・・・経過を見てくださいな🐰
アプリを使い始めて約1年経過した現在(S11)までのあゆみやステージをクリアするためのポイントをご紹介していきます!どんどんステージクリアするためのコツなどをまとめたこちらの記事もあわせて読んでいただけると嬉しいです。
現在までの経過

J1~J5
そろタッチのカリキュラムは,1日1ミッションを毎日取り組めば2年でS12まで到達できるように設計されています。そろタッチアプリのなかの「はじめに」という動画では「1日3ミッション以上取り組もう」と言われているので最初は1日3ミッションずつ取り組みました。はじめの方の問題は簡単で,1ミッション5分程度でクリアでき,3ミッションだと1日15分の取り組み時間になります。ゲーム感覚なので3ミッション以上取り組むこともできそうでしたが,視力への影響が心配だったので1日3ミッション(iPadは1日15分まで)という約束を最初に決めて取り組みはじめました。

2021年度の学校保健統計調査では,
裸眼視力1.0未満の児童の割合が小学校では36.87%,
中学校では過去最多の60.28%であったと文部科学省から公表されているのよ💦

タブレットの長時間の使用が脳発達への悪影響にならないかも心配だな💦
そろタッチを始めるためにiPadを子供に与えましたが,iPadの中にはカメラ機能やYouTubeなど子供にとって魅力的な誘惑がたくさんあります。毎回,他のゲームや動画視聴に脱線してしまっては本末転倒。
そろタッチをはじめる前に1日の制限時間や使用目的を子供と一緒に決めておくことをおすすめします。

これはとても重要なポイントだと思う!
「どのくらいの期間でU12ステージまでの全行程を終了したいか」という大まかなスケジュール感を最初に考えておくこともおすすめします。やり方が違う2つの計算方式を併用すると混乱をまねくので「そろタッチと筆算との併用はなるべくしないように」と言われています。筆算の学習が学校で始まるのは2年生の2学期。そこから逆算して何カ月かけてそろタッチに取り組むか,目標として定めておくとモチベーションにもつながります。U12ステージを終了するには「1日1ミッションの取り組みで3年間」「1日3ミッションの取り組みで1年間」という目安をもっておきましょう。

そろタッチ学習者の実績では,初級ステージでは毎日3ミッション程度進める学習者が暗算上級に達しているそうだね

ステージが進むにつれて難易度は上がっていくし,学校や他の習い事の状況にも影響されるから,無理のない範囲で毎日続けることが大切なのね
J6~J12
J6以降では「繰り上がり」と「繰り下がり」のあるたしひきの計算が出てきます。J6,J7あたりは最初につまづきやすいポイント。わが子の場合,ここはつまずくことなく今まで通りのペースでクリアできました。

実際に取り組んでみてポイントだと思ったことをご紹介🐰
「5ペア」と「10とも」をしっかりと覚える!
「5ペア」と「10とも」はミッションの最初の視聴動画で出てくる歌で覚える!
1ペア~♪2ペア~♪
最初は早口なのでちんぷんかんぷん状態でしたが,よくよく聴いているととっても便利な歌
とにかく覚えることが大事です!暇なときに歌ってみる!覚えると言っても歌なので苦にはなりません。
歌を覚えたらアプリ内「ゲーム」の「ペア&とも」で練習して記憶を強化!


繰り上がりと繰り下がりのルールを覚える!
ここでもあの歌!(ミッションの最初の視聴動画に出てきます)
困ったたすは~♪と困ったひくは~♪
この歌のおかげで繰り上がりと繰り下がりがすんなりクリアできました。つまづきそうになった時は,お風呂などで子供と一緒に歌って覚えることをおすすめします。
J10に入ると同時に小学校に入学しましたが,今までと同じペースで1日3ミッションずつとりくみました。
ステージ | 所用日数 | 1日の平均クリア面数 |
J1 | 17 | 1.76 |
J2 | 11 | 2.73 |
J3 | 20 | 1.5 |
J4 | 16 | 1.88 |
J5 | 17 | 1.76 |
J6 | 12 | 2.5 |
J7 | 12 | 2.5 |
J8 | 13 | 2.3 |
J9 | 13 | 2.3 |
J10 | 12 | 2.5 |
J11 | 16 | 1.88 |
J12 | 12 | 2.5 |
S1~S8
2桁6口や3桁3口などたしひき算が難しくなり,2桁の掛け算・割り算も加わり,問題の難易度が上がりました。
ここでも,1日の取り組み時間は15分程度ですが,取り組み面数が1日2ミッションになりました。
今までとそれほどかわらず,ほぼ「金貨」のペースで進むことができました。たまに「銀貨」をとっても,そのすぐあとに「エクセレント」をとって2面飛ばししたりして,プラスマイナスゼロの進捗状況が続きました。

ミッションのできは「金貨」「銀貨」「銅貨」で評価されるの。
「金貨」なら次のミッションに進むことができて,「銀貨」は次回もう一度同じミッションをやり直し,「銅貨」だとミッションが戻ってしまうというしくみ。

ただ取り組むだけでは,前に進めないこともあるってことだね。
ミッションに取り組む前に,前回のミッションで間違えたところを復習してから進めることが必要ってことか。(詳しいことは続きの「そろタッチを進めるこつ」で説明しているよ)

金,銀,銅の他に,ほんの少しの間違いなら「エクセレント」,間違いなしなら「パーフェクト」の評価もあるのよ。「エクセレント」「パーフェクト」なら1面飛ばしで進める✨
ジャーン!と派手めな演出があるから子供はうれしさ倍増
S9~S11
S9~S10は難所と言われていて,問題の難易度が上がるのに加えて,少しの間違いでも金メダルが出にくく進みが遅くなるように設定してあるそうです。わが家の記録を見ると1日の平均クリア面数が1以下になってしまいました。

このころ,本人の希望で週3回の習い事を追加したため超多忙なスケジュールになってしまったことも進まなかった原因だろうなぁ💦
毎日1面ずつなんとか取り組むという状態が続きました。疲れている状態で頑張って取り組んでも「銀貨」が出たりするので,本人のモチベーションもさがり気味。「銀貨」が連続すると3面戻ってしまうこともあるので,「銀貨」が連続しないように頑張るという心持ちでなんとか進みました。

銀貨が出ると発狂しそうになってたな😢
冬休みに入って生活に少し余裕ができたところで,気持ちを持ち直すために目標設定をしてみました。「冬休みの間は1日2ミッション取り組むこと」と「3学期が始まったら,1日1ミッションクリアすること」
この目標を達成すると冬休み中に「S10ステージをクリア」でき「1年生の終わりまでにUステージに突入できるわけです。そうすれば,2年生2学期の筆算開始時期までにUステージクリアももしかしたら可能かもしれません。

この目標設定が効いたね

停滞感が漂うとやる気がなくなるので,毎日前に進むスピード感を感じさせることが大事ね
今は1日1ミッションクリアという目標を毎日達成し続けています。目標設定前より進捗状況が良くなり,「ただ取り組むだけでなくクリアしなければいけない」というところからか緊張感をもって集中して取り組めているように感じます。
ステージ | 所用日数 | 1日の平均クリア面数 |
S1 | 17 | 1.76 |
S2 | 15 | 2 |
S3 | 16 | 1.88 |
S4 | 17 | 1.76 |
S5 | 19 | 1.58 |
S6 | 21 | 1.43 |
S7 | 25 | 1.2 |
S8 | 24 | 1.25 |
S9 | 49 | 0.61 |
S10 | 33 | 0.91 |
S11 | ||
S12 |
そろタッチを進めるこつ
モチベーションを維持してそろタッチをすすめていくには,「金貨」や「エクセレント」,「パーフェクト」を出して,ある程度のスピード感を維持してステージクリアしていく必要があると感じます。
そのためには,ミッションに取り組む前に前回間違えたところを復習してから始めると良いです!

アプリ内にある「きろく」ボタンを押すと,間違えた問題の一覧が表示され,どの問題を何回間違えたかが一目でわかるようになっているよ

苦手な問題の傾向がつかめるね。
どんな間違え方をしているかもわかる。


さらに,「きろく」画面右上の「まねっこ」ボタンを押すと,復習するのにおすすめの問題と最近間違えた問題がリストアップされるよ

ミッションの前に復習しておきたい問題を選んでね


問題を選んだら,☟の画面になるから,「みる」「ヒント」「プレー」モードのうち自分にあったものを選んで練習することができるよ


ここで十分練習しておけば,本番での間違いを減らすことができるね

どんどん金貨が出せるようになるってことだよ!
やってみてね
まとめ
そろタッチは子供が一人で取り組むことのできる学習アプリですが,対象年齢である5~8歳のお子様方にはまだまだママの助けが必要と感じます。つまづいたときのサポートやペース配分など,親がときどきは見てあげることで途中で挫折するリスクを大幅に減らすことができます。「そろタッチは嫌い!」となって手遅れになる前に,忙しい合間の少しの時間だけでも様子を見てみるようにすれば,親も子もイライラを感じることなく,むしろ楽しくそろタッチに取り組むことができるでしょう。
とはいうものの,ここまで来たうちの子の正直な感想…「そろタッチは習い事の中で一番嫌い」と言っているのを聞いてしまいました(昨日)。「金貨が出ないと嫌なんだよ~」だそうです。

やっぱり,いかに金貨を出し続けてモチベーションダウンさせないかが大事なのよね,きっと💦
わが家は今,Sステージ最後の山をこえつつあります。すぐそこにUステージが見えてきました!S12にいくとそろタッチの醍醐味である2ケタ×2ケタの掛算が始まります。

う~ん,どうなるのかしら。この先楽しみだわ🐰
嫌いとは言っているものの,泣きわめいたり渋ることなくたんたんと,毎日1ミッションのクリアをこなしていっております。今は毎日の取り組み時間,10分程度です。今後の経過も記事にしていきたいと思いますので読んでいただけると嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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