そろタッチを初めて1年2ヶ月経ちました。現時点でうちの子はS11ステージにいます。ここまで来る過程で,そろタッチで学習を進めるにはある程度は親が介入した方が効率的だと感じています。介入といってもアプリ内の便利な機能を利用したりちょっとした親の関わり程度のことです。お子様がそろタッチを始める前に,または「そろタッチ,いや!」となってしまう前にこれからご紹介する7つの方法を是非ためしていただきたいと思います。
1.iPad使用のルールづくり
そろタッチはまず子供にiPadを与えなければ始められません。iPadで使用できるコンテンツ(カメラ,ゲーム,Youtube,インターネット,メールなど)はどれも子供にとっては魅力的。そろタッチを始めるためにiPadを手に取ったのに,いつのまにか誘惑に誘われて違う方向に…なんてことになって時間を無駄にしたくはないです。
そこで,まずiPadを購入する前提条件として

そろタッチをするために買うのよ
毎日やってないとお店屋さんにiPadは返さないといけなくなっちゃうわ💦
と念押ししておきました。それから

iPadを使っていいのは一日15分まで
子どもが使いすぎると脳が発達しなくなるんだって
このお約束が守れるなら買ってあげるよ
と子供と一緒にiPad使用の目的とルールを決めてから購入しました。
子供にとって理不尽な約束のようにも思えますが,デジタルスクリーンが脳発達や視力に与える影響は後から取り戻せるものではないので,わが家ではこのように取り決めました。うちの子の現在のiPadの使用状況はというと,ときどきカメラやメール,調べものをするのにiPadを使うことはあるものの,ほぼお約束通りの使用状況が守れています。

ルールを先に設定しておいてほんとうによかった🐰
2.「きろく」の確認
そろタッチアプリの中の「きろく」というボタンをご存じですか?以前の記事の中でも触れましたが,どんどん金貨を出してステージを進めていくには,この「きろく」を確認しながらミッションに取り組むことがとても大切です。「きろく」画面をひらくと,間違えた問題が一覧になって出てくるので,どの問題がひっかかりポイントなのか,また,間違い方の癖など,一目で確認できるようになっています。
☟「きろく」機能の使い方については以前の記事を参照してくださいね。

うちの子は,0を入力し忘れていたり
「たす」と「ひく」を間違えて計算していることが
多いときろく画面でわかったわ🐰

間違いの傾向を知ることで同じ間違いを繰り返さなくなったね
ここで大事なのは,間違えた問題を丸暗記するのではなく,正しい解き方を復習すること!他の問題に応用できる力をつけなければ意味がありません。

うちの子,様子がおかしいと思ったら記録画面で間違えた問題と答えを丸暗記してたことがあるのよ🐰それじゃ意味ないじゃない!


「きろく」で間違えた問題を確認したら,丸暗記するんじゃなくて「まねっこ」ボタンで解き方を練習してね

子供の考える事ってびっくりしちゃう
お子様がめんどくさがりやだったら丸暗記してないか要注意です!

子供ならではの記憶力で丸暗記も可能なのかもしれないけどね…
3.「もどる」ボタンを押さない
自分の答えが間違っていると信じられなくて,そのまま間違った答えを何度も入力してしまったり,最初から計算をやり直さずにてきとうな答えを連発してしまうことがあります。間違えると思考停止状態になる感じ…。これはそろタッチ以外の学校の宿題なんかでも見られた傾向なので,心配になって学校の個人面談で先生にご相談してみました。

うちの子,間違っても間違ったことを認めないというか
もう一度考え直して新しい答えを導きだせないんです…
どうしたらいいでしょうか

1年生の1学期にはそういう子は多いです。
徐々にできるようになってきますのでご心配いらないかと
1年生にはよくあることなんですね…先生のお言葉を信じて「間違えたら,最初からもう一度計算し直してみて」とその都度声をかけて様子をみています。今は前よりも,その傾向は減ってきたような!
ここで大事なのは,間違いを連発してどうしていいかわからなくなっても問題を解いている途中で画面左上にある「もどる」ボタンを押さないこと!
「もどる」を押してしまうと,そのミッションは自動的に「銀貨」判定になってしまい,「銀貨」が出ると次に進めずに次回もまた同じ面からのスタートになってしまいます。同じ時間とり組むならどんどん前に進めたほうが楽しいですよね。

そろタッチはミッションのできにより「金貨」「銀貨」「銅貨」で判定されるしくみ。
「金貨」なら次に進めて,「銀貨」なら次回も同じ内容,「銅貨」ならもどってしまうよ。
だから金貨を出したい!
4.子どものスケジュール管理
ミッションのできは子供の疲れ具合や睡眠時間に左右されるところが大きいと思います。うちの子も前の章に書いたように間違いを連発してしまう傾向があるのは,夜寝る前にそろタッチに取り組んだ時など子供の眠い時間帯や疲れている時など。何度も言ってしまうけど同じ時間取り組むのならどんどん金貨を出して前に進みたいですよね?だから子供のスケジュール管理はとっても大事です。十分な睡眠時間を毎日確保して,夜寝る前などの時間帯に取り組むことは避ける。基本だけどこれがこれが最も重要なポイント!

本当は朝,学校に行く前に取り組んでほしいんけど子供も何かと忙しいから
ゆっくり寝かせてあげたくてできていないです🐰

睡魔には勝てないよね…
5.目標を立てる|励ます
J1からU12までの長い道のり,目標なくただ取り組んでいると中だるみの時期がきます。どれぐらいの期間でそろタッチを卒業したいのか,最初に目標設定しておくことが大切です。ゴールに向けてJステージをいつまでに制覇するか?1日の取り組み面数は?と細かい単位に落としこんで具体的目標を持ちましょう。そして,ときどき予定通り進めているか振り返ることも忘れずに。
うちの子の場合,ところどころある難所と言われるステージで進みが停滞したことがありました。この時は「2年生の2学期(学校で筆算の勉強が始まる時期)までにそろタッチを卒業するには,一日に1面必ずクリアしよう」という当面の目標を立てたことで進みが回復しました。大切なのは,最終目標にむけて無理なく取り組める具体的目標を持つことです。
☟大まかなスケジュール感の持ち方については以前の記事のJ1~J5の部分ででご紹介しました。リンクからご覧ください。
6.ミッション調整する
問題の難易度が増してどうしても前にすすめなくなった時,ネット生ならば運営にメール連絡することでミッション調整(少し前のステージに戻す)することができます。ミッション調整をして繰り返し学習すれば,解けなかった問題もスムーズにできるようになるようです。
そろタッチのホームページのマイページ→問合せから連絡できます!

困ったときはやってみる価値ありそうね
7.オンライン教室生になる
そろタッチの教室がご近所にない地域にお住まいの方,ネット生として一人で取り組むのに限界を感じているという方におすすめしたいのがオンライン教室生になること。そろタッチには,ネット生・教室生・オンライン教室生という3通りの学習方法があります。オンライン教室生を募集している教室は検索するといくつか出てきますが,まだあまり知られていないような気がします。
オンライン教室生は教室生と同じく10000円程度の月謝(教室により異なる)が必要になりますが,教室限定アプリを使いみんなでゲーム形式で暗算を楽しむことができたり,教室生と同等の授業が家にいながら受けられると感じています。

同じ月謝なのにオンラインだと損かな…と思っていたけれど
実際に授業を受けてみて「オンライン教室生最高!」という考え方に🐰
おすすめです!
なによりもおすすめしたいポイントは,先生が授業の中でくださるフィードバックを親も一緒にきけること。子どもの進捗状況が把握できるし,注意すべきところも子供と一緒に聞けるので家庭での取り組の助けになります。送迎も必要ないので時間的メリットも!
オンライン教室生に必要なもの
- Wi-Fi環境
- そろタッチ用iPad
- Zoom用デバイス
費用が多少かかってもそろタッチを続けたいという方には,におほんとうにすすめです。
まとめ
同じ時間取り組むならばなるべく「金貨」を出してどんどんステージを進めたいですよね。そのために親がサポートできることは意外とたくさんあります。どれもほんの些細なかかわりなので,ご紹介したポイントに気をつけて取り組んだ方が親も子もストレスを感じることなくステージを進めていけると思います。わがやのこれまでの歩みについては別の記事にまとめていますので,こちらもあわせてお読みいただけると嬉しいです。
ご購読ありがとうございました🐰
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